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秋冬は乾燥が気になりますよね。指先はカサカサして爪のまわりの皮膚が硬くなってきたりします。
私は学生の頃、肌が乾燥してかゆくなったり、肌が張ってチクチクピリピリと感じたことがあったので、それ以来一年中ボディクリームを手放せないくらい気を付けています。
季節によって肌の状態は変わるので、季節ごとに使うものを変えたりもしています。夏は少しサラッとしたライトなものやみずみずしいジェルタイプを、秋が深まるにつれて濃厚なテクスチャーという感じです。
今日は、乾燥に困っている方のために、今まで使って良かったボディクリームをご紹介したいと思います。
乾燥した肌を放っておくと良くない理由
「顔はちゃんとスキンケアをしているよ」という人でも、体はあまり気にしていない人がいるのではないでしょうか。
うるおいが足りないというのは、肌の水分や油分が足りていない、もしくはそのバランスが悪いということです。
バリア機能とは?
まず先に少し知っていただきたいことを説明しますね。
肌が乾燥しているということは、肌を守ってくれるバリア機能が低下しているということです。
肌を外気や刺激から守ってくれるこのバリア機能は、皮脂膜、NMF(天然保湿因子)、細胞間脂質という3つのうるおいの成分によって保たれているのですが、このバリア機能が低下していると、外からの刺激に敏感になったり弱くなったりします。
花粉や埃などの大気汚染からも刺激を強く感じるようになり、肌荒れにつながります。
さて、では乾燥した肌に起こる症状はなんでしょうか?
肌が乾燥していると起こる症状① かゆみ
乾燥肌のトラブルで最もつらいのが「かゆみ」です。
肌の潤いが足りていないと、バリア機能が低下してしまい、かゆくなります。
肌が乾燥していると、外気にさらされている時にかゆみを感じるだけでなく、化学繊維など衣類と接触することも刺激になり、「服を着ているだけでかゆい」という状態に陥ります。
かゆみが強いと引っかいてしまうので、見た目も悪くなります。眠っている間などは無意識にかいてしまうため、朝起きたら血が・・・みたいなことも起こってしまいます。
私はあまり敏感肌ではない方ですが、それでも子供の頃に比べて大人になってから服をかゆく感じるようになりました。そのため、服選びの時も、デザインだけでなく素材をとても気にします。
肌が乾燥していると起こる症状② ざらつき・サメ肌
体も顔と同様、肌に潤いがないと乾燥して粉を吹いたりパリパリになったりしてしまいます。キメが乱れ、突っ張りを感じたり、鳥肌のようにプツプツとした点が出ることもあります。
見た目も悪いですし、手触りがざらざらしたりごわついたりして、触れた時にとても悲しくなります。
また、皮膚の柔軟性が失われるため、ひどい場合は肌が裂けて血が出てしまうことも。そういった傷があるとお風呂に入る時にもつらいですよね。
ボディクリームは自分に合うものを選ぶのがポイント
こういった乾燥対策としてすぐできるのが、外から肌にうるおいを与えるボディケアです。
乾燥の厳しい秋冬だけ乾燥が気になるという方は、まだ深刻ではないライトな乾燥肌(ドライスキン)です。
日本は細長い国なので、北と南で気温の差がありますが、同時に太平洋側と日本海側で気候もかなり変わってきます。太平洋側は晴れる日が多くて湿度も低いですが、日本海側は雨が多く湿度が高いです。そのため、住んでいる地域の気候によって肌の乾燥度合いが異なります。
また、年齢や食事によっても肌のコンディションは変わってきます。
子供の頃はコラーゲンがたっぷりあるのですが、年を重ねるとより乾燥しやすいですし、食生活で水分や油分の摂取が少ない方も肌が乾燥する傾向にあります。
このように、人によって肌の状態が異なるので、自分の肌と向き合いながら合うものを見つけるのがいいですね。
ライトな乾燥肌にはジェルタイプやサラッとしたオイル
冬だけ乾燥が気になるという方は、ライトな乾燥肌なので、あまり濃厚なクリームだとベタベタすると感じてしまうかもしれません。
ライトな乾燥肌さんにおすすめなのは、サラッとしたジェルタイプや、お風呂から出る前にインバス(浴槽内)でささっとオイルをつけるケアです。
OSAJI ボディゲル
OSAJI ボディゲル
200g 2,200円(税込)
ジェルタイプのおすすめはOSAJI。ヒアルロン酸を上回る保湿力のシロキクラゲ多糖体が配合されているそうで、みずみずしくうるおします。
香りは4種類あるのですが、ゆずの香りのSouがフレッシュで好き嫌いが少ないと思います。
楽天はなぜか高いのでネットで買うならAmazonがおすすめです。公式サイトのオンラインショップも貼っておきますね。
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OSAJI公式通販サイト
クナイプ ビオオイル
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クナイプ ビオオイル
20ml 550円(税込)
100ml 1,980円(税込)
バスソルトで有名なドイツのブランド「クナイプ」。クナイプのオイルは「ビオ」と名乗っているとおりオーガニック。その中でもランクが高い認証を取得しています。
- 防腐剤(パラベン)不使用
- パラフィン、シリコン、鉱物油 (ミネラルオイル)、着色料不使用
という、肌が敏感な方にも刺激が少なくて取り入れやすいオイルです。身体だけでなく、顔や髪にも使えます。
お風呂上がり、タオルオフする前に、軽く水を払ってまだ肌に水が残っている状態でオイルを手に取り肌に馴染ませて使うのがおすすめです。
20mlと100mlという2サイズ展開なので、まずは20mlで試してから100mlを買うというのもいいですね。
ラベンダー、ローズ、グレープフルーツの3種類から選べます。
ラベンダー |
|
ローズ |
∗化粧品効能による、年齢に応じたケア |
グレープフルーツ |
∗キズあと、ニキビあととは、ケロイドや色素沈着のある肌ではなく、健常な状態に戻った肌のことです。 |
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日常的に少し乾燥が気になる肌には、ローションタイプのクリーム
ジェルやサラッとしたオイルでは少し物足りなさを感じる方には、ミルクローションタイプのクリームがおすすめです。
ヴァセリン アドバンスドリペア ボディローション
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ヴァセリン アドバンスドリペア ボディローション
200ml 566円
400ml 968円
コスパも最強なヴァセリンのボディローション。「使っていて優雅な香りに心まで満たされる」・・・というわけではないのですが、日常使いにはとても便利。
お財布を気にせず惜し気なく使えるので、普段はこちらを使って、特に乾燥が気になるパーツやイベント前、または癒しが必要な時に、次のセクションでご紹介するラグジュアリーなものを使う、という使い分けもいいですね。
逆に言うと、香りものが苦手な方には無香料タイプは文句なしですね。
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しっかりうるおいを補いたい肌には、濃密なクリーム
ジョーマローン ロンドン ボディクレーム
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香水で有名なジョーマローンロンドンですが、ボディケア用のアイテムもおすすめです。
ボディの保湿にはボディ&ハンドローションとボディクレームの2種類あるのですが、リッチなテクスチャーなのは「ボディクレーム」の方です。こちらは濃厚なのに伸びがよく、深くしっとりうるおしてくれる感じ。
さすが香水ブランドだけあって、香りもとても良くてうっとりします。
香りは個人の好みがあるので難しいですが、あえておすすめを言うなら、嫌いな人がほぼいない「イングリッシュ ペアー & フリージア」と、佐藤健さんが使っていると話題になった「ヴェルベット ローズ & ウード」。
名前に「ローズ」がつくのは他にも「レッド ローズ」があるのでお間違いなく!(レッドローズもとても良い香りですよ笑)
楽天にはジョーマローンの公式ショップがあり、偽物ではないという安心なのはもちろんのこと、ギフトボックスに入れてくれて送料も無料なのでおすすめです。
イングリッシュ ペアー & フリージア ボディ クレーム
175mL 12,100円 (税込)
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おまけ:眠っている間の乾燥刺激対策
身体の乾燥はまた、眠っている間の毛布からも、素材によっては刺激に感じることがあります。
肌に触れるものはできるだけ素材にこだわりたいので、私はコットン製のガーゼケットを一年中使って刺激を抑えています。
おすすめなのはこの西川の三河木綿のもので、私も長年使っています。4枚重ねなので適度な厚みがあって破れにくいです。季節にかかわらず一年中使いやすいベーシックなタイプです。
西川 三河木綿ガーゼケット 4重ガーゼ
楽天の方がかなりお安く買えるようです。
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また、肌触りが良さそうなこちらのガーゼケットも、評価がとても高くて良さそうですね。こちらは6枚重ねです。アマゾンのほうがだいぶお安いです。
はぐまむ 日本製 とろとろガーゼケット
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まとめ
今日は深まる乾燥対策として、乾燥レベル別のボディケアアイテムをご紹介しました。
気候・年齢・食事などによって肌の状態は変わってくるので、自分の肌の乾燥レベルに合うものを選ぶと心地よく過ごせます。
テクスチャーだけでなく、香りも季節に合わせて楽しむことができます。夏はフレッシュなもの、冬は少し重ための濃厚なタイプと、変化を加えると楽しいですね。
また、お財布と相談しながら賢く使い分けしたり、香りで楽しんだりもおすすめ。
見えているフェイスのスキンケアだけでなく、ボディもちゃんとケアしてかゆみ防止やざらざら防止してあげましょう。
触り心地が良いと、自分にもパートナーにもお子さんにも嬉しいですよ。
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