前回のブログで、スキンケア超初心者さんがまず揃えるべきアイテムについてお話ししました。
ちゃんとスキンケアをできていなかった人は、まず必須アイテムである「洗顔料」「化粧水」「乳液・クリーム」を正しく使うだけでも肌が変わっていくのを感じるはずです。
化粧品業界で働いているなかで何度も耳にしたのが
「肌は応えてくれる」
ということ。
肌は、ケアをしてあげると確実に変わっていきます。
「今さらもう遅いかな」とか「スキンケアを変えるだけでそんなに肌が変わるわけないよな」と思う方もいると思います。
でも、まず試してみてください。肌はちゃんと応えてくれます。
そこで今日は、洗顔後のファーストステップである化粧水について、私がここ1年で試して実感を持ってお勧めできるものをご紹介します。
化粧水でうるおった肌の状態と、化粧水の正しい使い方
経験をもとに自信を持ってお勧めできる化粧水を選ぶにあたって、重視するポイントと、私が考える正しい化粧水の使い方をお話ししますね。
化粧水の評価ポイント
美肌バロメーターで私が注目するのは、額のツヤです。
”良い化粧水かどうか”を判断する時、以下の２点を重視しています。
- 肌への浸透のよさ
- つけた後のもっちり感
この二つを叶えられる化粧水をしばらく使っていくと、額にツヤが出るようになります。
そして、額にツヤが出るくらいちゃんと肌に化粧水が入っていると、透明感も出てきます。
小じわの原因の一つは「乾燥」です。
しっかり肌がうるおうとキメのひとつひとつがふっくらと整うので、小じわ対策にもなるんです。
昔、私が今ほどしっかりと化粧水を使っていなかった頃、それでもスキンケアをひととおりしていたので
「おでこにツヤが出るのって、肌質なんだろうな」
と思っていました。「だって私、良い化粧品を使ってるし、美容液だって使ってるんだもん」と。
でも実際は、その化粧品をどう使っているかでも大きな差が出るのです。
以前は一度も額にツヤが出なかった私も、化粧水を正しく使うようになったらちゃんとツヤツヤでピカピカなおでこになりました。
化粧水の効果的な使い方
それではどんな使い方をしたか、お話しします。
化粧水をぱぱぱっと肌に”塗る”だけでは、肌は応えてくれません。ちゃんと少し時間をかけて愛情を込めてケアしてあげましょう。
大切なのは重ね付けとハンドプレスです。たくさんのうるおいを肌に押し込んでいくのです。
一度に手に取ることができる化粧水の量は限られていますよね。なので、化粧水は繰り返し肌に馴染ませて重ね付けしてください。
それから、肌にばっと広げるだけでは足りません。
化粧水を手にとり広げ、ハンドプレスするように顔になじませてうるおいを押し込みます。
この一連の動作を３回は繰り返しましょう。
とろみのないさらさらした化粧水は、一度に手に手に乗せられる量が少ないため５〜７回ほど行います。
とろみのある化粧水は２回で充分肌にうるおいを感じられることもありますが、３回繰り返すとしっかりうるおいます。
ちなみに、このように1度のスキンケアで使う回数を考えると、コストパフォーマンスは内容量だけでは知ることができない、というのが正直なところです。
パシャパシャ系は一度に使う量が多く、とろみ系は少ないです。その点を考慮してコストパフォーマンスを考えるといいですね。
化粧水を肌に広げるときの注意点
化粧水を肌に広げる際、注意することがあります。
それは、肌をこすらないこと。
肌の上で化粧水を伸ばすと摩擦が起きてしまいます。摩擦とは、肌に小さな炎症を起こしてしまうことです。
炎症は、シワや肌荒れ、たるみの原因になります。
最大限肌に負担を与えないように、こすらず抑えるように化粧水を入れていくようにしましょう。
じっくり使ってみてよかった化粧水レビュー
肌の状態は年齢や肌質など人によって違うので一概に言い切ることは難しいのですが、私がここ１年で使った化粧水の中で、自信を持ってお勧めできる化粧水をご紹介していきます。
スキンケアは１、２回使っても良し悪しがわからないので、現品を購入してじっくり1本使って評価しています。
それぞれの製品にいいところがあるためランキングにはしていません。みなさんが求めているものや合いそうなものを、ご購入の際の参考にしていただければ嬉しいです。
アクセーヌ / モイストバランス ローション
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アクセーヌ
モイストバランス ローション
360ml 5,500円（税抜）
パシャパシャ系の化粧水です。
私は基本的に化粧水を使う時にはコットンを使いません。
そのためパシャパシャ系は手からこぼれてしまうのが使いにくくあまり選ばないのですが、サンプルで１週間ほど使ってみて感触が良かったので長期で使ってみたいと思って現品を買ってみました。
パシャパシャ系は重ね付けを多めにすることで、よりうるおいが肌にキープされる手応えを感じられます。
乾燥がひどい時は７回くらい重ね付けしていましたね。
これは体験していただかないとわかりにくいと思うのですが、肌の内側がしっかりうるおうと、指で触れた時「ふわっ」とした不思議な感触を顔に感じます。
この化粧水も、その感覚がとてもありました。
そしてなんと言ってもこの化粧水はコスパが良いです。
そもそも360mlサイズの化粧水はあまり見かけないのですが、一般的な化粧水が100mlから170mlなので、その２本分の容量です。
つまり２本分以上の容量でこの価格というのは、かなりお財布に優しいです。
パシャパシャ化粧水がお好きな方におすすめです。
詳細や購入はこちらからどうぞ。
公式サイト
ドクターシーラボ / VC100エッセンスローションEX
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ドクターシーラボ
VC100エッセンスローションEX
150ml 4,700円（税抜）
ドクターシーラボはオールインワンのジェルの印象が強く、あまりスキンケアに力を入れない方をターゲットにしているのかと思って使うことがなかったのですが（すみません！）、この化粧水は2020年の5月にリニューアルされ、人気の美容家さんがすごくおすすめされていたので購入してみました。
わずかにとろみがあるタイプで、ビタミンCが高濃度配合されている製品です。
製品名にある「VC」というのはビタミンCを意味しているのですが、ビタミンCは美肌に欠かせない成分。
「美容にビタミンCが良い」というのはご存知の方も多いと思いますが、どういいのか？というと
美白効果：シミ、くすみをはらって肌に透明感を与える
コラーゲン生成：肌にハリを与え毛穴を目立ちにくくする
というのが主な効果です。
つまり、肌の老化を防いで、美白効果があり、肌のハリを保ち、内側からピンとした弾力のある肌づくりを助けます。
もっと詳しく知りたい方はこちらのブログをご覧ください。
ビタミンCがたっぷり入ったこの化粧水も、しっかりつけるとうるうるのツヤ肌になりました。
１点注意ですが、ビタミンがたっぷり入っているので、目に入ると結構沁みます。
アワードもかなり受賞しているようですね。
- Oggi 8月号 2020 Oggi夏ベストコスメ、これに決定！ スキンケア編 化粧水部門：3位
- LEE 8月号 心と肌を癒やすベストコスメ2020夏 毛穴ケア部門：大賞
- Oggi.jp 2020夏ベスコス｜スキンケア編【化粧水】ランキングTOP3：2位
- VOCE WEB メンズコスメアワード 化粧水部門
- アットコスメ ベストコスメアワード2020下半期 化粧水新人賞
- All About ベストコスメ大賞 化粧水：1位
- Domani 10・11月号 ワー/ママ美容賢者26人が選ぶ！忙しくてもキレイを叶えるベストコスメ 肌も仕事もきめ細やかに スキンケア部門：2位
詳細や購入はこちらからどうぞ。
公式サイトには肌断面のイラストなども詳しく書いてあるので参考になりますよ。
クレ・ド・ポー ボーテ / ローションイドロA n
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クレ・ド・ポー ボーテ
ローションイドロA n
170ml 11,500円（税抜）
クレドポーは正直お値段が可愛くないのですが、一度使ってみたくて買ってみました。
結論、
すごーく良かった
です！
とろみのあるテクスチャーで、ぐんぐん肌に入っていき、すぐにツヤ肌になりました。
肌への浸透が早く、かつしっかりうるおうので、３回付けすれば完結できます。つけた後の肌はもっちり手に吸い付き、とっても手応えがあります。
２、３回付けで十分うるおうので、意外とコスパはいい気がします。
公式サイトによるとこちらもアワードもいくつか受賞していますね。
GLOWコスメグランプリ 2019 化粧水部門3位
VOCE2019年下半期ベストコスメ 化粧水部門2位
私は、肌は心の状態によっても変わると思っています。
ストレスがある時には荒れやすかったりもしますよね。
製品の手応えももちろんですが、さらにクレドポーを使っているという安心感や満足感でも心がうるおい、より肌が美しくなる気もします（笑）。
いまひとつツヤ肌にならなかった製品もいくつかあったので、ひとまずは３製品だけご紹介させていただきました。
今はまた別のものを使っていて、さらにストックも２製品あるので（←買いすぎ）、また良いものがあれば追記しますね。
肌をしっかりうるおす化粧水を正しく使って、ふっくらとしたツヤ肌になりましょう。
ではまた。
