生活を豊かにするキャンドル。意外と知らないその歴史と効果

フレグランス・香水
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生活を豊かにするキャンドル

よく海外のドラマや雑誌で、キャンドルが登場する素敵なインテリアを見かけます。

もともとは明かりを灯す役割を担っていたキャンドルですが、今ではインテリアやホームフレグランスとして、またはリラックスしたり気持ちを豊かにするアイテムとして人気があります。

デザイン性の高いキャンドルはインテリアの中でアートピース、つまりオブジェとして飾られますが、より身近なキャンドルは香りのついたタイプではないでしょうか。

香水は好みがあるので相手の好みが分からない場合はギフトとして差し上げるのを躊躇ってしまいますが、キャンドルは身につけるものではないですし、インテリアとして活用できるのでギフトにもぴったりです

私自身、ギフトとしてフレグランス付きのキャンドルを贈ったり贈られたりということが増えました。

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キャンドルの歴史

ミツバチの巣から始まったキャンドル

キャンドルは、ミツロウでできたタイプが最も古いとされていて、紀元前3~4世紀頃から、エジプト、ギリシャ、ローマ、中国で使用が始まったとされています。

ミツロウ(蜜蝋)とは:
漢字で蜜蝋と書き、ミツバチの巣です。蜂が体から分泌する天然のロウです。

ミツロウは香りが良く、また燃焼時間も長く、ゆっくりと一定の明るさで灯し続けることができるという実用性も高く、たいへん人気がありました

ただ、蜂の巣から作られているために量産することができず、高級であったため一部の限られた人にのみ使われていました。

その後、動物や植物から採ることができる原料から安価なキャンドルが作られるようになり、一般へと普及してゆきました。

安価な原料、動物や植物への移り変わり

13世期になると、キャンドルはヨーロッパで広がり、ロンドンでは1300年頃には産業としても活発になっていたようです。

ただ、動物の脂から作られたキャンドルは匂いがきつかったため、スパイスを混ぜるなどの工夫がされていました。

18世期後期には、明るく匂いもない鯨から採れる油脂で作られるようになり、捕鯨が盛んになったようです。

いろいろ想像するとちょっとあれですが、人間というのはいきものと共に発展してきたとわかりますね。感謝。

その後ガス灯などのより便利な照明器具が発明され、照明としてのキャンドルは衰退していきます。

現代のキャンドルの楽しみ方

現代では照明の役割ではなく嗜好品として、”フレグランスキャンドル”もしくは”アロマキャンドル”と呼ばれる香りのついたキャンドルが身近な存在になっています。

インテリアに飾ったり、時々灯したりしてその炎のゆらぎや香りを楽しんだり。ゆったりとした時の流れを感じさせる、心を豊かにするアイテムへと変わりました。

炎の視覚的効果「1/fゆらぎ」

ゆらぎのリラックス効果

炎が揺れる姿にはリラックス効果があることをご存知ですか?

このゆらぎは「1/fゆらぎ」と呼ばれていて、自律神経が整えられて精神が安定し、活力が沸くと考えられています。

「1/fゆらぎ」は炎だけでなく、電車の揺れや木漏れ日など、さまざまな音や光などにも見られるそうです。

確かにそういったものにはリラックス効果を感じますよね。

私もよく電車の中で居眠りしていました(笑)。

1/fゆらぎ:
生体のリズムは基本的には1/fゆらぎをしていると分かり、 この1/fゆらぎは 快適性と関係があることが判明している。
1/fゆらぎを持つノイズをピンクノイズ(または1/fノイズ)と呼び、具体例としては人の心拍の間隔、ろうそくの炎の揺れ方、電車の揺れ、小川のせせらぐ音、目の動き方、木漏れ日、蛍の光り方などがある。
人間の生体は五感を通して外界から1/fゆらぎを感知すると、生体リズムと共鳴し、自律神経が整えられ、 精神が安定し、 活力が湧くと考えられている。

出典:1/fゆらぎ

”生体リズムと共鳴”って、なんだか素敵ですね。

次におすすめのキャンドルブランドをご紹介していきたいと思いますが・・・長くなってしまうので、今日はここまでにしておきます。また次回のブログを楽しみにしていてください。

QOLを上げて、豊かな毎日を送りたいですね。

ではまた。

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