エイジングケアには美容医療を取り入れて|化粧品と組み合わせてなりたい肌に

スキンケア ビューティ

しっかりとスキンケアをしていれば、肌はうるおいキメは整います。

とはいえ、化粧品でのエイジングケアには限界があるということは、長年化粧品会社にいた私は経験上実感しています。

エイジングケアは、美容医療、つまりクリニックやエステと化粧品の役割を理解して目的に応じて使い分けることで、より効果的かつ無駄遣いなくスキンケアできると思っています。

ということで、今日はいろいろ試した私が、効果を実感して定期的にクリニックで行っている美容医療の施術を紹介します。

なお、私は注射やメスを入れることには抵抗があるので、美容医療といっても本当にごく初歩的なもののご紹介です。

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化粧品と美容医療(クリニック、エステ)の役割の違い

美容医療の説明に入る前に、化粧品と美容医療の役割りの違いをもう少し分かりやすく説明しますね。

シミを消す化粧品ってあるの?

ホワイトニング化粧品
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例えばできてしまったシミを、化粧品で”消す”というのは難しいです。

「え、じゃあホワイトニング化粧品って何?!」

と思いますよね。

”ホワイトニング”と謳うスキンケア製品はたくさんありますが、実は「シミを消して肌を白くする」とはどの製品も言っていません。

(メーカーがそう言っている場合は、薬機法に抵触しているので要注意です!)

「肌を明るくする」も「透明感のある肌にする」も、肌にうるおいを与えることによってふっくらしてキメが整った結果の肌の見え方です。

または、テクスチャーにパールが入っていて、光を反射して肌をツヤやかに見せることもありますね。

でも、肌の色を白くする、ということではありません

ホワイトニングで肌が白く見える仕組み

ホワイトニングで肌が白く見える仕組みは、白いシャツを想像していただくとわかりやすいと思います。

アイロンがかかっているシャツとかかっていないシャツを比べると、アイロンがかかっている方が白く見えます。

これは何故かというと、シワがあると影ができるせい。小さな影がたくさんあると、全体的に暗く見えます

シャツ
この原理は肌も同じです。

うるおっていない肌は、細胞がしぼんでキメが粗くなっています。

でもうるおった肌は、水分と油分をたっぷりと含んでいてひとつひとつの細胞がふっくらするので、肌にハリが出て影になる部分が少ないのです。

だからアイロンをかけたシャツのように、より白く見えるということです。

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美容医療に期待できるのはどんな肌悩み?

ピーリング
image by jp.freepik.com
それでは、どんな肌のお悩みがクリニックやエステに向いているのでしょうか。

メジャーなのは

  • シミ・肝斑(かんぱん)
  • リフトアップ

です。

シミと肝斑のお悩み

シミは最も効果がわかりやすいですね。

レーザーを当てて、数日後にシミの部分が薄いかさぶたのようになってはがれ落ちます。

目立つシミだけでなく、うっすらモヤモヤとあったものも取れるので、くすみが払われて顔全体が明るく感じられます

ちなみにシミと肝斑は別のものなので、シミ対策のレーザーで肝斑が悪化してしまうことがあります

肝斑でお悩みの場合は、エステやクリニックで相談して施術を受けてくださいね。

この2つの違いについてはまた別の回で説明しますね。

たるみのお悩み

リフトアップは「HIFU(ハイフ)」が代表的です。私は1度トライしました。

HIFU(ハイフ)とは

High Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波療法)の略です。お肌への負担を限りなく抑えながら高密度の熱エネルギーをお肌の奥まで届かせます。肌内部では受けた損傷を治そうと、コラーゲンが増生されます。この作用によりお肌が内側から引き締められ、お顔を引き上げていきます。
出典:品川スキンクリニック

でも、施術自体ちょっと痛いのと、結構かわいくない価格な割に私の顔のタイプにはあまり効果がないようで、効果が感じられなかったのです・・・涙。

というわけで、偶然見つけた「ソニックフィット」という他の施術を試してみたら自分に合っていたので、今はこちらを続けています。

ソニックフィットとは

高いリフトアップ力:皮膚の土台となる筋膜(SMAS層)にアプローチし、お肌の内部からたるみ、もたつきを改善し、小顔に導きます
肌質改善:コラーゲン生成、ターンオーバーを促進させることで、美白、ハリ、つや、弾力アップのほか、しみ・しわ・ニキビの改善効果も期待できます。
首のシワ・たるみ改善:一枚皮で繋がっている顔へのアンチエイジング効果を最大に高めます。
出典:ソニックフィット


化粧品もそうですが、美容医療も一度で効果を感じられない事は多いです。

なので、クリニックやサロンの方に効果実感を得られる回数を聞いて、推奨回数までは投資するようにしています。

それで合えば続けるし、合わなかったらやめる、という風に自分に合うものを見つけています。

「コラーゲンピール」で、ターンオーバー促進とコラーゲン生成


他に私が定期的にやっているのが、「コラーゲンピール(マッサージピール)」という施術です。

コラーゲンピール(マッサージピール)とは

コラーゲンピールは高濃度トリクロロ酢酸(TCA)と低濃度過酸化水素(H2O2)とコウジ酸から成る薬剤「PRX-T33」をお肌奥深くの真皮層に届けることで、コラーゲンの増生を促します。治療はマッサージをしながら行うため、「マッサージピール」とも呼ばれています。
治療後からお肌のツルツル感が期待でき、徐々にハリや弾力が蘇ってきます
また、肝斑・くすみ・血行不良・妊娠線・肉割れ・ニキビ跡等の改善にも効果的です。
出典:品川スキンクリニック

ピーリングとは、肌表面の古い角質を取り除いて、肌のターンオーバーを促進させるスキンケアです。

「PRX-T33」のコラーゲンピール(マッサージピール)

私の受けているコラーゲンピールはPRX-T33というイタリアの製品を使った施術です。

洗顔後の乾いた肌に、マッサージしながらこのピーリング剤を塗り込んでいきます。

ピーリングなので少しピリっとするのですが、痛みが強い時はエステティシャンの方が冷たいタオルで冷やしながら施術してくれます。

PRX-T33には「トリクロロ酢酸」という真皮深層まで届く超高浸透成分が33%含まれています。

この成分はコラーゲン生成を促し、皮膚のターンオーバーを促進させる効果があります。そのため肌にハリが生まれ、小じわ対策も可能です。

また、メラニンの生成を抑制する「コウジ酸」も配合されているため、シミやそばかすができるのを防ぐ効果がありつつ、シワやたるみにも効果があると考えられています。

「コウジ酸」には、シミやそばかすの原因となるメラニンを生成する酵素(チロシナーゼ)を抑える働きがあります。それがシミの根源となる細胞に直接働きかけるため、高い美白効果が期待できるのです。また、シワやたるみを引き起こす活性酸素や炎症の発生を抑える作用もあるとされています。
出典:コーセー白澄美白白書

施術の直後から肌にパンとしたハリとツヤが出ます。施術後すぐにメイクができるので、メイクして帰宅できますよ。

コラーゲンピールの後は、WiQoの美容液でスキンケアを

wiqo
コラーゲンピール(マッサージピール)の後は、PRX-T33と同じシリーズのホームケア製品「WiQoフェイスフルイド」(美容液)を使うとコラーゲン生成を持続することができます。

PRX-T33を行っているクリニックではこのWiqoの製品の取り扱いをしていることが多いのでぜひ試して欲しいです。

WiQoフェイスフルイド

お肌を低pH(酸性)状態に保つことで、皮膚の再生プロセスが促進され、コラーゲンピール(マッサージピール)トリートメントによるコラーゲン生成を、長時間持続させることが可能になります。

出典:Wクリニックライフスタイルショップ

コラーゲンピールをした日は使えませんが、翌日から使うことができます。

しかも夏のスキンケアは洗顔後にこの美容液だけで完了できるので、とっても楽ちんです。

秋になってくるとこれだけでは少し乾燥を感じるので、クリームを最後に使っています

WiQoフェイスフルイドを塗った後は30分は何も重ね塗りをしないでくださいね。

私は夜のスキンケアルーティーンにしています。

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まとめ

今日は美容医療とスキンケアの使い分けについてご紹介しました。

おすすめはkの2つ。

  • ソニックフィット
  • コラーゲンピール(マッサージピール)

リフトアップはソニックフィット、肌のターンオーバーを促しコラーゲンの生成を促すコラーゲンピール(マッサージピール)です。

ぜひ近くのクリニックで試してみてください。

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