こんにちは、mimyです。
最近、男性用のスキンケアやメイクについてメディアで耳にすることが本当に多くなりました。
実際に男友達にもちょっと聞いてみたら、いわゆる「メイクアップ」まで使っている人はいないのですが、肌をきれいに見せたいという人はとても多くて。
そこで今日は、男性にスキンケアの基本情報をわかりやすく説明させて頂こうと思います。
肌のしくみ
男性の肌に皮脂が多い2つの理由
男性は女性に比べて皮脂の分泌が多いです。
どのくらいかというと、30代以上になると男性の皮脂は女性の皮脂のなんと2倍と言われているのです。
大きな理由は2つあります。
一つ目は、男性ホルモンの影響です。
この男性ホルモンは思春期になると増え始め、皮脂腺が発達するため、オイリーに傾きます。
そして二つ目は、食生活。
もちろん人によって差はあるのですが、一般的に女性に比べると男性はラーメンを食べる機会が多かったりしますよね(笑)
脂っこいお肉も好きですよね。
ちょっとのサラダで、「野菜を食べた」と思ったりしますよね(笑)
スキンケアの知識がない方にはちょっと難しく感じてしまうかもしれませんが、肌について話すうえで「モイスチャーバランス」「ターンオーバー」という2つの重要なキーワードがあります。
モイスチャーバランス
肌は、水分と、NMFとも呼ばれる天然保湿因子、そして脂質によって美しさを保っています。
きれいな肌は、その3つからなる「モイスチャーバランス」を保つことができています。
肌は、水分が足りないと、それを補おうとして皮脂を出すんです。
男性の肌はただでさえ皮脂が多いのに、スキンケアをしていないと水分が足りていないので、さらに皮脂を出してしまい、オイリーが加速してしまいます。
ターンオーバー
そして、肌は細胞の生まれ変わりである新陳代謝を繰り返して、表面の古くなった角質が剥がれて新しい細胞に入れ替わる、ということを行っています。
これを肌のターンオーバーと呼びます。
メンズスキンケアの基本ステップ
皮脂をしっかり落とす「洗顔」
汚れがちゃんと取り除けている肌は、ターンオーバーが正常に行われます。
そのため洗顔がとても大切なのです。
皮脂や古い角質が肌に残っていると起こるのが毛穴問題。
皮脂=オイルは、酸素に触れると酸化します。これはスキンケアだけでなく、食べるオイルもそうですよね。
酸化が進むとオイルは変色します。
洗い流せていない皮脂や古い角質が毛穴に溜まり、角栓と呼ばれるブツブツになります。
長時間とどまると黒くなってさらに目立つようになっていきます。
正しい洗顔方法
きちんと汚れを取り除く洗顔方法を説明しますね。
まず、水の温度は体温より少し低い程度のぬるま湯で。32度くらいがいいと言われています。
これは皮脂を落としやすくするためです。
温度が高すぎると、必要な油分まで落としてしまう原因になってしまい、先ほど書いたように皮脂分泌を促してしまうので要注意です。
それから、洗顔フォームをきめ細かい泡になるまでしっかり泡立てるのが理想的です。
きめ細かい泡だと、毛穴に届き汚れを取り除いてくれるから。
「もー、面倒臭い!」って思いましたよね?
はい、面倒くさいんです(笑)
でも、肌がきれいな女性はこの面倒くさいのをずっとやってきているんですよ。
便利アイテム1:バルクオム 泡立てネット
そういう面倒な作業を少しでも楽にする方法をご紹介しますね。
泡立てにはこういう泡立てネットを使うと便利です。
※画像はバルクオム公式サイトからお借りしています
THE BUBBLE NET バルクオム 泡立てネット
660円(税込)
いくつか泡立てネットを使ってみましたが、これが一番おすすめです。
ちょっとサイズが大きいので、洗面所がコンパクトな方はお風呂場に置いてもいいですね。体を洗うときにも使えますよ。
この製品はAmazonはクチコミも4,700件以上(!)入っているので参考にしてみてください。
バルクオムは木村拓哉さんが宣伝しているブランドです。
“THE BASIC MEN’S SKIN CARE”を標榜し、世界中の男性から選ばれるスキンケアブランドへと成長すべく企画・製造されています。
BULK HOMME カンパニーサイトより
100円ショップや無印でも洗顔ネットは販売していますが、高価なものでもないのでいいものを選んだ方がいいですね。
便利アイテム2:エテュセ ムース洗顔料
次にご紹介するのは、肌に伸ばすと泡になるというちょっと変わった洗顔料です。
最近パッケージが変わったようなので、まだ旧パッケージのお取り扱いのお店があるかもしれません。わかりやすい写真を載せておきますね。
※画像はエテュセ公式サイトからお借りしています
エテュセ フェイスウォッシュN(ジェルムース)
165g 1,650円 (税込)
この製品の中身はジェルですが、広げるとムース状になるので、泡立てる手間がなくとっても便利です。
ムース状になって出てくる洗顔料など、自分で泡立てなくてもいい製品はいくつもありますが、この製品は泡が細かく、かつしっかりしているので、毛穴の奥までちゃんと洗ってくれている感じです。
配合されているクレイ(泥)が毛穴の汚れを吸着してくれるので、毛穴が気になっている方には特におすすめですよ。
Amazon 公式ショップで買う
Rakuten で買う
@cosme SHOPPINGで製品詳細とクチコミを見る
洗顔の3つの注意点
洗顔をするときには、なるべくゴシゴシと肌をこすらず、泡でふんわり洗うようにしましょう。
摩擦は肌にとって刺激となり、シワや乾燥の原因になってしまうのです。
それから、洗顔料が顔に残っていないように注意!
髪の生え際からもみあげ、顎の洗顔料の落とし忘れがあると、肌に刺激を与え続けてしまい、ニキビの原因になります。
最後に、タオルで水分を服ときにもゴシゴシこすらないこと。
洗顔時と同じように、こすることは刺激になるので、タオルで軽く抑えるようにして水気を拭き取りましょう。
水分を補って、次のスキンケアを効果的にする「化粧水」
さて、洗顔が終わったら、すぐに化粧水をつけます。
タオルで水気を拭いた瞬間から肌は乾いていくので、なるべく早く保湿してあげましょう。
化粧水は、肌をうるおすことで次に使うスキンケアアイテムが肌に入りやすくする役割があります。
化粧水にはパシャパシャとしたタイプと、とろみのあるタイプがありますが、スキンケアに慣れていない、かつオイリー気味の肌の男性には、パシャパシャ系の化粧水が使いやすいと感じるかもしれません。
一方、乾燥が気になる方はとろみ化粧水もおすすめです。
いくつか使ってみて、好きなテクスチャーを見つけてださいね。
化粧水の使い方
まず化粧水を500円玉サイズくらい手に取ります。
そっと手のひらを合わせて広げ、その手のひらを顔に乗せることで化粧水をなじませていきます。
パシャパシャタイプはこぼれやすいので気をつけてください。
まずは頬、おでこといった面積の広いところに広げます。
パタパタと顔を叩く必要はありません。化粧水を肌に押し込むようにそっと押さえてください。
再び化粧水を手に取り手のひらに広げて、次は細かい部分に化粧水を届けてください。
化粧水はたっぷり使うのがコツです。3回は繰り返して肌につけるといいですね。
最後は忘れがちな首まで乗せてください。
おすすめ化粧水
それではおすすめのアイテムをご紹介します。
男性用のスキンケアも最近は百貨店ブランドからドラッグストアで買えるものまで様々なブランドがあって迷ってしまうと思います。
今回は初めてちゃんとスキンケアするメンズ向けに、買いやすい価格のものを2点ピックアップしました。
パシャパシャタイプ化粧水:無印良品
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無印良品
化粧水 敏感肌用 さっぱりタイプ(大容量)
400mL 980円(税込)
無印良品のスキンケアは、男性ファッションのインフルエンサーMBさんも絶賛してますね。
種類が多く、敏感肌用(さっぱりタイプ、しっとりタイプ)、高保湿タイプ、エイジングケアタイプ、ハーバルタイプ、とあります。
種類がたくさんあって選びにくいと思いますが、スキンケア初心者さんには、まずは敏感肌用のさっぱりタイプを試してみるのがおすすめです。
400mLサイズで1000円切っているので、コストを気にせずたっぷり使うことができます。
とろみタイプ化粧水:オルビスMr.
オルビスが出している男性用スキンケアライン「オルビスMr.(ミスター)」。
とろみがあるテクスチャーですが、伸びも肌なじみもよく、ぺたぺたしないので、スキンケアに慣れていない男性でも使いやすいと思います。
Amazonのクチコミも100件以上入っているので、参考にしてください。
オルビスMr.の洗顔料、化粧水、保湿液が1週間試せる980円のセットもあるので、ラインで同じものを揃えたい方は試してみるのもいいですね。
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【初回送料無料】オルビス発のメンズスキンケア「Mr.」1週間セット
肌に油分を与えて保湿する「乳液」
化粧水が終わったら、次は乳液です。
乳液は肌に油分を与えて肌を柔らかくしてくれます。
化粧水でスキンケアを終わらせてしまうと、うるおいが蒸発してしまいます。
せっかく肌に入れ込んだうるおいが逃げてしまうのを防ぐために、忘れずに乳液を使いましょう。
使い方は化粧水と似ています。
手に取り、手のひらに広げてから顔全体と首に伸ばしていきます。
一度に使う量は製品によるので、使い方の説明で確認してください。
おすすめの乳液:キュレル
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キュレル
潤浸保湿 乳液 【医薬部外品】
120ml 1,980円(税込)
キュレルは敏感肌用のスキンケアブランドです。
スキンケアに慣れていない男性は「しっとり」と「ベタベタ」の違いがわかりにくいので、保湿が強すぎるより、少しライトなしっとり感が心地よいと思います。
キュレルはうるおいを与えながらもベタベタした感じではないので、抵抗感なく使えると思います。
敏感肌の方でもお使いいただけるブランドなので、肌が繊細な方でも刺激を感じにくいですよ。
まとめ
スキンケアに慣れていない男性に、簡単な肌の仕組みとスキンケアの基本3アイテムをご紹介しました。
使うステップはこのとおり。
① 洗顔:細かい泡で洗顔し、ぬるま湯でしっかり汚れを落とす
② 化粧水:肌に入れ込むようにつけてうるおす
③ 乳液:保湿して肌を柔らかくしつつ水分の蒸発を防ぐ
皮脂によるテカリを押さえて、毛穴の目立たない清潔感のある肌で、爽やかな印象を演出しましょう。
ではまた。
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